業界用語といえば芸能界で使われる言葉を思い浮かべる方が多いかと思いますが、どの職業でも業界用語というのが存在するはずです。今日は我々塗装業界でしばしば使われる業界用語をひとつ紹介していきたいと思います。
と言ってもまだ自分はこの業界に入ってから10年ちょっとということで大先輩方から言わせればまだまだひよっこもひよっこ。地域や会社等で使い方や意味合いが違う部分はあるとは思います。その辺はご了承願います。
「ダメ込み」「おもちゃ箱」「人形」「ずた」「枝」「ざる」「チョンガ」「マメ」…パッと思いつく塗装業界の用語を並べてみましたがまだまだ沢山あります。大体は普通の名詞なのですがお客様にわからないよう隠語として使ったり、道具の呼び方、名称等を指す言葉です。
今日は「ダメ込み」について話していきたいと思います。
「ダメ込み」とは「だみ込み」とも言いますが、一般的な塗装方法のなかでローラーを使ったり刷毛(ハケ)で塗装する時に窓廻りや入隅といったローラーで塗る事が出来ない場所や汚してはいけない場所を刷毛であらかじめ塗る事を「ダメ込み」と言います。
そして、白い部分にはみ出した緑の塗料の上を白の塗料で「ダメ込み」していきます。
これが完了した写真です。緑と白の境を刷毛で「ダメ込み」をして綺麗なラインに見えるように塗っていきます。
違う色同士や、違う塗料同士で色分けしたりする時に「ダメ込み」を行う事から「見切りを出す」と言ったりしますがテープ等を貼ったりして塗るのが困難であったり綺麗にならない時は職人が刷毛で塗っていきます。
テープを貼って塗るよりは真っ直ぐ綺麗に塗る事が出来ない場合もありますが、我々塗装を行う職人はこの「ダメ込み」を出来るようになってこそ一人前。つまり、刷毛を使い綺麗に且つ早く塗装出来るようになるのが一人前。そう自分も親方や先輩方に教えられてきました。
世の中時間が過ぎゆくなかで色々なものが日々進化や進歩して行きます。塗装業界でも同じで日々道具や材料等が進化、進歩して行っています。そのなかでも変わらずに「ダメ込み」という塗装技術は今もなお塗装作業において重要な役割を担い、その出来やスピードは行う職人により変わっていきます。自分はまだまだ。答えが何処にあるかはわかりません。誰が気に止めて見るかもわかりません。だけど、塗装をする職人にとって綺麗に仕上げるという想いのなかでこの「ダメ込み」という作業は多くの割合を占める重要で腕を試されるものだと自分は思っています。
小さな事かもしれませんが我々職人一同細かい部分まで気を使い塗装出来るよう日々作業して行きたいと思います。
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